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エリア特集2015-12-02

日本人も対象の「オバマケア」 今年の変更点紹介

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2014年から米国で始まった医療保険購入制度(通称オバマケア)の来年度加入手続きが11月から始まった。ビザを取得して米国にいる大半の在米日本人も対象になっているが、皆さんは加入しているだろうか?ここでは昨年度から変更された点などを紹介する。2016年度の申し込み締め切りは1月31日まで。

オバマケアとは

オバマケアとは包括的医療保険改革法「アフォーダブル・ケア・アクト」の通称。国民皆保険を目指し、2014年1月1日から保険加入が義務化された。自分のニーズや予算に合わせて保険に加入でき、所得によって州から毎月の保険料の支援もある。未加入者には罰金が科されるため、注意する必要がある。オバマケアの詳細についてはこちら

罰金額

罰金は翌年のタックス・リターンの際に徴収される。罰金額は年々上昇していくので、早い段階で加入を検討した方がいい。罰金額は大人と子どもで指定された額(2015年は家族で最高975ドル、2016年は家族で最高2085ドル)か、世帯所得(タックス・リターンで申請している額。1人の場合も適用される)の一部が罰金額とされ、額が大きい方が徴収される。2017年以降の罰金額はインフレ率に応じて調整される。

例)65歳未満のシングルで、2015年の世帯所得が5万5,000ドルの場合は、罰金325ドルよりも、世帯所得2%の額の方が大きいため、罰金額は1,100ドルとなる。

マーケットプレイスで提供されている保険

マーケットプレイスでは、4種類の「メタルレベル」のプランを各保険会社が提供している。そのほか、ニューヨーク州では下記の低所得者向け保険の取り扱いがある。

メディケイド(Medicaid)
無所得または低所得者に提供される公的医療保険で州政府が運営している。メディケイドは保険料、自己負担額、処方薬、医療費のすべてを政府が負担する。年間を通して、New York State of Healthから申請可能。
該当資格
・19歳以上
・ニューヨーク州の住民
・アメリカ市民、または永住権保持者
・規定内の所得であること

メディケイド大人用所得制限限度額表

チャイルドヘルスプラス(Child Health Plus)
低所得家庭の19歳未満の子どもに提供される医療保険。マーケットプレイスまたは医療保険会社の管理型医療システムを通して医療サービスが受けられる。世帯所得に応じて月々掛金が発生するが、コーペイなどの自己負担はない。ニューヨーク州では在留資格を問わずに申請できるのが特徴。New York State of Healthから申請可能。
該当資格
・19歳未満
・ニューヨーク州の住民
・規定内の所得であること
・親の健康保険に加入できない

エッセンシャル・プラン(Essential Plan)
2016年から始まった新たなプラン。メディケイドの対象者にならない低所得者が加入できる。1人につき月額20ドルで、他のプランと同様のベネフィットが受けられる。ディダクティブルがないため、初回の診察費用からカバーされ、健康診断の診察や検査が無料で受けられる。
エッセンシャル・プランがカバーする対象項目
・ドクター(専門医を含む)の訪問診療
・主治医の指示による検査
・処方薬
・病院に置ける入院患者と外来患者の治療

期限

2015年12月15日
2016年1月1日から保険を使いたい人の申し込み締め切り。

2016年1月31日
罰金を避けるための最低期限。(この場合は3月1日から保険が適用される)

2015年11月16日~2016年1月31日
2016年用の保険のための一般加入受付期間。この期間に加入しなかった場合は翌年に罰金が科せられる。既に加入している人も来年用に再度加入手続きを行う必要がある。その際にプランや保険会社を変更することができる。

申し込み方法

マーケットプレイスは各州によって異なるため、現在住んでいる州のウェブサイトで手続きをする必要がある。

オンライン(英語のみ)
ニューヨーク州「New York State of Health」
http://nystateofhealth.ny.gov
ニュージャージー州(連邦政府によって運営・管理されたサイト、他36州も同サイトから)
http://www.healthcare.gov
コネチカット州「Access Health CT」
http://www.accesshealthct.com

電話(唯一日本語で対応してもらえる)
ニューヨーク州の方は1-855-355-5777に掛け、言語選択で3番を押し、さらに5番を押す。英語のオペレーターにつながるので、日本語の通訳を頼むことができる。

オバマケアの質問や相談はこちらまで

Jassiはニューヨーク市内や近郊に居住している人々に福祉サービスを提供し、生活の質の向上を図っている。1981年の創立以来、言語、文化、制度の違いから生じるさまざまな問題を抱え、支援が必要な人に専門教育・訓練を受けたバイリンガル・スタッフが福祉サービスを提供。「日系コミュニティーの駆け込み寺」とも呼ばれ、オバマケアをはじめ、移民法など無料セミナーを定期的に開いており、ソーシャルワーカーである担当者が分かりやすく解説する。

Japanese American Social Services, Inc.
日米ソーシャルサービス
住所:100 Gold Street Lower Level New York, NY 10038
電話番号:347-482-1541
月曜~金曜=10時~17時
ウェブサイト:http://jassi.org/

ニューヨーク日系人会は1907年に設立され、100年以上の歴史を持つNPO団体。「助け合って100年」を合言葉に日本人・日系人の社会福祉、教育・文化の向上、日米親善を努めてきた。ニューヨークのコミュニティー活性化を目指し、さまざまなイベントを開催している。ニューヨーク州公認のナビゲーター(相談員)が無料相談を行っており、登録の手助けも行っている(オバマケアの相談は全て予約制)。

The Japanese American Association of New York, Inc.
住所:49 West 45th Street 11th Floor New York, NY 10036
電話番号:646-892-7792
火曜・水曜=9時~16時
ウェブサイト:http://jaany.org/ja/

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