マンハッタンで8月7日、カシオアメリカが主催する「G-SHOCK」誕生30周年記念イベント「SHOCK THE WORLD 2013(ショック・ザ・ワールド 2013) 」が開催された。
バスケットボールコート7面分の面積を有するイベント会場に入ると、タトゥーアーティスト平川洋さんがデザインしたニューヨークのランドマークを浮世絵調に描いた巨大バナーが来場者を迎え、その横には過去30年分の歴代G-SHOCK400点以上が展示された。そのほかG-SHOCKの耐久性をデモンストレートするコーナーも設けられた。
メディア関係者など900以上が参加した記者会見の冒頭では、初代G-SHOCKを開発したエンジニア伊部菊雄さんが星条旗模様のサングラスを着けて登場し、会場の笑いを誘った。カシオアメリカ伊藤重典会長兼社長は「独自のデザインや圧倒的な機能性が評価され、アメリカでもG-SHOCKブランドは確立された。私たちは進化を続け、新たな改革への第一歩を今日まさに踏み出す」とG-SHOCKの新たな時代の幕開けを宣言し、初披露となる新モデルを発表した。
最新モデルの中で特に注目を集めたのがG-SHOCKのプレミアムモデル「MT-G」。同商品は耐衝撃、耐遠心重力、耐振動性能の「トリプルGレジスト」機能に加えG-SCHOCK独自のメタルとレジンの構造による「耐久性と洗練さ」を兼ね備えたこれまでにない「革命的なモデル」。そのほか、多数のコラボレーションモデルも紹介された。
G-SHOCKはセレブにも根強い人気があり、俳優のジェームズ・マースデンさん、NBAプロバスケットボール選手ブルック・ロペスさん、ポール・ピアースさんや人気モデルのジェシカ・スタムさんなど多くの有名人がイベントに参加した。そして、自身もG-SHOCKの大ファンでこの日コラボモデルも発表されたばかりのエミネムが熱いライブパフォーマンスでイベントのとりを飾った。