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64歳女性スイマーの挑戦、ハリケーン復興願いNYで48時間チャリティー水泳

街の中心地で48時間泳ぎ続けたナイアドさん

街の中心地で48時間泳ぎ続けたナイアドさん

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 マンハッタンのヘラルド・スクエア(1 Herald Sq.)で10月8日の8時30分から48時間、ニューヨーク市出身の遠泳選手ダイアナ・ナイアドさんによるチャリティー水泳「NYAD SWIM FOR RELIEF(ナイアド・スイム・フォー・リリーフ)」が行われた。

 ナイアドさんは現在64歳で、今年9月にキューバからフロリダ州への海峡横断を達成した。サメよけのケージなしで完泳したのは史上初の快挙だった。今回は昨年アメリカ東海岸を襲い、ニューヨークに大きな爪痕を残したハリケーン「サンディ」の復興寄付を募ることを目的としたイベント。数多くのアパレル店が並び、観光名所でもあるヘラルド・スクエアに特設プールが設置された。観光客や近辺で働くニューヨーカーもナイアドさんの挑戦をひと目見ようと日夜を通して足を止める姿が見られた。

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 8~10日の間、最低気温は12度と観客が秋冬コートを着込むほど冷え込んでいた。ナイアドさんは必要最低限しかプールから出ることなく、48時間ぶっ通しで泳ぎ、完泳した。イベント開催中、ナイアドさんの隣のコースでは伴泳してくれる人を随時募集し、オリンピック金メダリストのライアン・ロクテさんやナスティア・リューキンさん、有名男優女優、消防士などが参加し、ナイアドさんを勇気づけた。

 今回の挑戦はネットでも動画配信され、48時間で10万ドル以上の寄付金が集まった。収益金は全てNPO団体「アメリケアズ」のハリケーン・サンディ復興に寄付される。

 挑戦前のナイアドさんは「今回のチャリティー水泳はサンディで被害に遭った人々を忘れないために行う」と語った。チャリティーイベントを見に来た人は「彼女のニューヨークを思う気持ちに心打たれた。サンディから1年たった今でも自分にできることをしようと思う」と話した。

 寄付は10月31日まで募っている。

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