ソーホーとノリータ地区の境にオープンしたニューヨーク初の電子たばこ専門バー「The Henley Vaporium(ザ・ヘンリー・ベイポリアム)」(23 Cleveland Pl)が、ニューヨーカーたちの間で人気を呼んでいる。
電子たばこは煙の代わりにニコチンを含む蒸気を吸うため、従来のたばこ独特の匂いもなく、 灰やタールもないので体への害が少ない。同店が扱う電子たばこは、体に害のない4種類の成分で作られており、ニコチン含有の有無も選べる。
一見バーのように見えるカウンターでは、白衣を着た店員たちがアルコールではなく電子タバコを提供。80種類以上あるフレーバーの中から好きな味を選択し、電子たばこを借りることができる。購入や持ち込みも可能で、電子たばこ好きのニューヨーカーや禁煙中の人が多く来店する。一番の人気商品はキャラメル・バニラで、普段たばこを吸わない女性客も訪れている。
体や環境への優しさをコンセプトにオープンした同店は、リサイクルにも貢献。店内の家具は全てブルックリンにあるリメーク家具デザイン会社「REDU(リドゥ)」の中古家具を使用。気に入った商品があればその場で購入することもできる。
電子たばこ以外にも有機栽培のコーヒーやお茶、10種類以上の低温圧搾のジュースを近々提供する予定。
営業時間は12時~21時(金曜は23時まで、土曜・日曜は11時~23時)。