毎年最高視聴率を記録するナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦「第48回スーパーボウル」の開催を今週末に控え、ニューヨーク市内では例年以上の盛り上がりを見せている。
今年はニュージャージー州の「MetLife Stadium(メットライフ・スタジアム)」で初めて開催。2月の平均最高気温が6度の寒冷地での開催は異例中の異例ともいわれている。
今回はニューヨーク市との共催とあり、市内では週末に向けてさまざまな関連イベントが予定されている。1月31日には有名アーティストやNFL選手が登場する音楽イベント「スーパーボウル・ゴスペル・セレブレーション」を開催。ゴスペル歌手やNFLの現役および引退選手による合唱団、ニューヨーク、ニュージャージー州在住の日本人が参加する「スーパーボウル・マルチカルチャー・クワイヤー」が出演し、歌声を披露する。
2月1日にはNFLチームの本拠地都市から有名レストランやシェフが一堂に会する「Taste of the NFL」が開かれる。アメリカ国内の飢えをなくすことを目的としたチャリティーイベントにはNFL選手やコーチも来場する。
エグゼクティブプロデューサーのメラニーさんは「前年を超えるイベントを開催しようと毎年活動しているが、今年のスーパーボウルは史上最大規模のイベントになるだろう」と自信を見せる。