ニューヨークで2月6日からファッション・ウィークが始まり、会場となる「リンカーンセンター」(70 Lincoln Center Plaza)には最新ファッションに身を包んだファッション関係者が連日集まっている。
8日には「アジア・ファッション・コレクション(AFC)」が行われ、日本人若手デザイナーがアジア代表として参加。同コレクションには厳しい審査に通った韓国、台湾、香港のデザイナーが集まり、日本からは岸本明子さんと清優海子さんが選出され、華々しくランウェーデビューを飾った。
岸本さんは暗闇で鮮やかに輝くレザーやシルク素材を使用したモダンな服を披露。清さんは近未来的なオートクチュールをニット素材の柔らかさを活かし、一味違ったデザインを披露した。アジアから発信される最新トレンドと才能にあふれた作品を一目見るために多くの業界関係者が訪れた。
イベントに参加した日本人の写真家は「多くの人がファッションやアートに関心を抱き、街全体がイベントを盛り上げることで、私たちアーティストにとって刺激やチャンスをもらうことができる。ニューヨークの懐の大きさに感銘を受けた」と話した。
ニューヨーク・ファッション・ウィークは13日まで。