今年で17回目となる「ニューヨーク・インターナショナル・チルドレンズ・フィルム・フェスティバル」が3月7日から開催され、ニューヨーク市内5カ所の映画館で話題の作品が上映される。
3~18歳向けに製作された世界各国の子ども向けの映画のみを上映する同フェス。今年は選び抜かれた24作品が約1カ月にわたり上映される。長編・短編アニメーションのほか、ドキュメンタリーや実写映画などと取り扱う映画のジャンルは幅広く、「子ども映画祭」と言われながらも大人が見ても楽しめる作品が多い。
日本からは吉浦康浩監督の「サカサマのパテマ」が上映される予定。地下の世界のお姫様と地上の世界に暮らす少年の冒険を描いた同作品は国内外の賞を受賞しており、早くもチケット完売の日が出ている。昨日行われたアカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートされた作品も上映されることもあり注目を集めている。
開催は3月30日まで。