見る・遊ぶ

ボンドを使った日本人画家、NYのアートエキスポで注目集める

日本人ボンド画家のTominaga BondさんがNYで注目されている Photo by Kazuya

日本人ボンド画家のTominaga BondさんがNYで注目されている Photo by Kazuya "AFRO" Aso

  • 0

  •  

 ニューヨークのPiers 94(711 12th Ave.)で4月4日~6日、アートの博覧会「Artexpo New York 2014」が開催された。300を超える出展ブースの中、福岡を中心に活動する日本人アーティスト、Tominaga Bondさんの作品がひときわ注目を集めた 。

Tominaga Bondさんの作品

[広告]

 Tominagaさんのアートは接着剤のボンドを使った、光沢と立体感のあるアウトラインが特徴。市販の木工用ボンドに黒のインクを調合して使用している。1年間に60回以上のライブペイントイベントに出演し、年間での木工用ボンドの消費本数は約500本に上るという。

 全ての作品に共通するテーマは「人間の特殊性」。同博覧会で人気だった横幅2メートルを超えるアート「The Unique of Human」など2点の作品は、SOHOのギャラリーでの展示も決定した。Tominagaさんは「ニューヨークのような刺激的でアートにあふれる街で、多くの人に作品を見てもらえてうれしい。ギャラリーの方からも作品展示のお誘いをいただき、本当にニューヨークに来て良かったと思っている。来年はロンドン進出や、九州から世界からに向けてアートを発信していく予定」と話した。

 今回の渡米でTominagaさんは、ローワーイーストサイドのライブペイントイベントや、タイムズスクエアでの路上パフォーマンスなどに参加。これらを記録したドキュメンタリー映像の公開を年内に予定している。

ニューヨーク経済新聞VOTE

ニューヨークで思い切り楽しみたい!みなさんはどんな特集に興味がありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース