ニューヨークのビル・デブラシオ市長は、市内にある公衆電話を無料公衆無線LAN(Wi-Fi)ホットスポットを導入する計画を発表した。
携帯電話の普及に伴い、市内の至る所にある公衆電話の利用者は年々激減し、現在はほとんどが広告目的に使用されている。市長は、2018年までに市内とその他4区に1万個のホットスポット設置をし、ニューヨークを世界最大のWi-Fi都市にする計画を発表。ホットスポットを導入しながらも、911(緊急通報)や311(緊急時以外の行政サービス)などへの連絡も対応できるようにする。
ニューヨーク在住の女性は「スマートフォンを持つ人が増えているので、無料ホットスポットができるのは嬉しい。海外から遊びにくる友達とも市内で連絡が取りやすくなると思う」と話した。