ニューヨークのウェストビレッジにあるカフェ「Presstea(プレスティー)」(167 7th Ave.)で、ラーメンとメキシコ料理のブリトーを融合させた「Ramenrrito(ラーメン・リトー)」が登場し、注目を集めている。
同カフェのオーナーである台湾人のアリソンさんは、故郷の料理のラーメンと、ニューヨークで出合った他国の料理を融合させた料理を創りたいと強く願っていた。中でも、小麦粉でできた生地「トルティーヤ」にコメや野菜の具を包んで食べるブリトーはニューヨークでもポピュラーな料理。そこでアリソンさんは、本来ブリトーの具として使うコメの替わりにラーメンの麺を使用するアイデアを思い付いた。
5月に販売開始されてから2カ月、早くも同メニュー目当てに訪れるリピーターが多い。1日500食限定販売のため、毎日昼時になるとわれ先にと客が詰め掛け、あっという間に完売。何度も同メニューを食べているという男性は「麺独特の、弾力のある食感が癖になるし、サルサやスパイスともよく絡んでおいしい」と話した。また、初めて食べた女性は「友人の勧めで前回訪れたけど、すでに売り切れていたから今日は早めに来た。食べるのが楽しみ」と話した。