ニューヨークのThe Nippon Club(145 W. 57th St.)で7月10日、東京都が主体となりアメリカ企業を対象に東京への投資を呼び掛けるセミナー「Invest Tokyo Seminar in NY - Ride Tokyo's Momentum-」が開催された。
アベノミクス「第3の矢」として注目を集める国家戦略特区のひとつに指定されている東京都は、世界から資金、人材、企業を集め、東京を世界に開かれたグローバル都市となることを目指し外国企業の誘致を推進している。同セミナーはその誘致活動の一環で、アメリカで初めての開催となる。
セミナーには、日本進出に関心を持つ企業の経営者層を中心に約40名が来場し、法人税引き下げ等特区での支援に関する説明や日本のビジネスチャンスについて耳を傾けた。
セミナーを企画した東京都国家戦略特区推進担当課長の安達さんは「東京がビジネスの進出先としていかに素晴らしいかを外国企業に知ってもらいたい」と意気む。
来場者の一人は「2020年の東京オリンピックを控え、東京にどのような投資機会があるのかが分かりよかった」と話していた。