MBAを取得したアジア系学生が集まるアメリカ大規模の就職フォーラム「アジアンMBAインターナショナル（AsianMBA INTERNATIONAL）」が10月10日と11日、ニューヨークの「New York Marriott Marquis」（1535 Broadway）で開催される。

　10日には企業と求職者が交流を図るネットワーキングの場「リーダーシップカンファレンス」、11日には各参加企業が会社説明会や採用面談を終日実施する。また、両日とも求職者を対象とした履歴書の書き方講座を予定している。

　主催はパソナNA。アメリカでグローバル人材の紹介や採用コンサルティング、アウトソーシングサービスを通じて、同イベントに出展する日系企業を支援する。昨年は2500人を越える求職者（MBA取得者51％、修士号取得者26％）が参加し、優秀な学生の採用を目的に、68社のグローバル企業が企業説明会や採用活動を実施した。

　日系企業の海外現地法人数は、2012年3月時点で19250社と5年間で15％増加している。中でもアジア地域では21％増加しており、グローバル事業を拡大する日系企業では、語学力、経営学の知識や海外で暮らした経験を持った即戦力人材の採用ニーズが高まっている。

　応募締め切りは求職者が9月30日、企業は9月15日。