ニューヨークのウエストビレッジにある和食レストラン「Tokyo Tapas Cafe(東京タパスカフェ)」(7 Cornelia St.)が群馬県と共同で、こんにゃくの魅力を伝えるアンテナショップ「こんにゃくアンテナ・カフェ」を店内に設置した。
こんにゃく芋の生産量日本一群馬県が国内でのこんにゃく消費量が低迷する中、国外への輸出政策として、来年1月までの期間限定で同カフェをオープンした。肥満が社会問題となり健康志向が急速に高まっているニューヨークで、こんにゃくが健康食品として人気を集めることを期待している。
同カフェでは、こんにゃくになじみのない外国人にも分かりやすく「食物繊維が豊富で低カロリー」といった特徴や、こんにゃくができるまでの工程を紹介したタペストリーを掲示している。また、肉を減らす代わりにコンニャク粉を混ぜてカロリーを抑えたハンバーグや春巻きなどのメニューも提供。試食を通じたアンケートで外国人の嗜好(しこう)や市場性を調査し、今後のこんにゃくへの認知度アップや輸入拡大へ役立てていく考えだ。
営業時間は12時~23時(日曜は22時まで)。