ニューヨークを含む20州とカナダで毎年開催される「Spa Week(スパウィーク)」のスプリングイベントが、今年も4月12日から始まる。
2004年にニューヨークで始まった同イベントは、新世代の消費者にヘルシーなライフスタイルから得られるメリットを紹介することを目的に、毎年春と秋の年2回、地元のスパ業界が特別サービスを一般に提供する。毎回30社以上の業界関連企業が参加し、全米800社以上のスパやサロンが50ドルのトリートメントを用意する。
一般消費者にとっては、女優やモデル、セレブなどの著名人が利用する場所として、敷居の高いイメージがあったスパだが、同イベントは開始以降6年間で35万人以上の利用者を記録。その固定観念を取り除くイベントとして実績を上げている。ニューヨークでは80店以上が出店を予定し、現在各店で予約を受け付けている。予約は定員制。
提供するトリートメントには、マッサージをはじめ、メディカルスパ、鍼治療、ヘアサロン、まつげエクステンションから、体にラインストーンをはり付けて飾る話題の「vajazzle(バジャゾル)」まで、最新の美容療法に合わせ臨床治療も格安で提供する。
今月18日まで。