ニューヨーク・クイーンズの地域コミュニティー「Friends of the QueensWay」が10月14日、地域活性化に向けた遊歩道計画「QueensWay Plan(クイーンズウェイ・プラン)」を発表した。
同計画はクイーンズの住宅地として人気のあるフォレストヒルズからオゾンパークまでの3.5マイルを結ぶ予定。建設予定地には50年ほど前から使用されていない線路がそのまま残っており、現在は草木で覆われた荒廃地帯となっている。建設には1億2千万ドルの費用がかかると予想されており、バイクトレイルやスポーツセンター、飲食店などの建設を予定している。
近年クイーンズの人口は増えているが、公園などの施設改善はあまり行われていない。遊歩道が建設されれば地元民だけではなく、多くの観光客も訪れると予想されており、地域活性化にもつながるとされている。建設開始日などは明らかにされていないが、マンハッタンの人気観光地「ハイライン」に続く遊歩道の計画に期待の声が高まっている。
地域コミュニティーの代表を務めるロジャーさんは「この計画によりクイーンズにすてきな公園ができる。近辺に住む人々にとって憩いの場になるに違いない」と話す。