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NYでサムライ版「ロミオとジュリエット」公演-殺陣シーンが好評

侍の時代に設定を移し、演出には多くの殺陣シーンも

侍の時代に設定を移し、演出には多くの殺陣シーンも

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 ニューヨーク市のハンター大学ラングホール(695 Park Ave.)で11月22日・23日、サムライ・シェークスピア「R and J」の公演が行われた。

劇中の「ロミオとジュリエット」

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 同作はシェークスピアの名作「ロミオとジュリエット」を侍の時代に設定を移し、2人の死後から始まる物語。悲劇の真相を聞き出す裁判ドラマ仕立てのストーリーと過去のフラッシュバックを交互に組み込んだストーリーに仕上げた。

 今回の公演前には東京でプレビュー公演が行われた。ニューヨーク公演では、数人のキャスト入れ替え以外はオリジナルのまま公演された。劇中では役者がアドリブで遊ぶシーンもあり、観客の笑いを誘った。また殺陣や剣舞いの演出は現地のニューヨーカーから高い評価を得た。初日には照明のトラブルに見舞われたが、トラブルを一切感じさせない迫力のある舞台となった。

 ジュリエット役を演じた土屋咲登子さんは「ニューヨーク公演もとても楽しかった。日本とアメリカでは笑う場面が違ったのが新鮮だった」と話した。ロミオ役を演じた柏木祐太さんは「将来はハリウッドデビューが夢。今回の公演はその夢への第一歩になったと思う」とコメントした。

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