ニューヨーク最大のアートフェア「アーモリー・ショー(Armory Show)」が3月5日に開幕した。世界各国からギャラリーが集まり、会場で美術作品の展示販売を行っている。
今年16回目の開催となる同ショーは、人気を受け年々規模が拡大。 姉妹イベントを含めた 10以上のアートフェアが同時開催されている。国内外から500以上の出展者が集結し、期間中はお祭りのような盛り上がりを見せる。
出展者たちは、ニューヨークにいる美術コレクターたちへのアピール以外にも新たな層に向けて、より美術に関心を持ってもらうことを目的としている。各フェアはさまざまなプログラムを用意しており、近年はアートツアーが人気を集めている。
アートツアー専門サービス「Art Fairly(アート・フェアリー)」は、今年アーモリー・ショー会場でのガイドを担当。代表のエレナさんは「数ある中から作品を厳選し、美術史的な解説を加えることで、知的好奇心を刺激する内容を提供したい」と話す。
同サービスではニューヨークのギャラリーを巡るツアーも企画しており、要望があれば日本語でのガイドも今後予定している。
開催時間は12時~19時。入場料は45ドル。今月8日まで。