ニューヨークのソーホーに3月11日、日本のマットレスパッドメーカー「エアウィーヴ」がアメリカ初の旗艦店（498 Broome St.）をオープンした。

インタビューの様子

　同店の店舗面積は、1階と地下を合わせて約200平方メートル。店内には、主力商品のマットレスパッド「エアウィーヴ」を中心に、1枚で敷ける布団タイプやピロー・クッションなど豊富なラインアップを取りそろえる。

　マットレスパッドは、アメリカの主流サイズを充実させることで現地のニーズにも対応。価格帯はツインサイズで710ドルから。店内に設置されたオープンスペースでは実際に商品を利用して睡眠を体験でき、今後は「睡眠情報発信基地」として「快眠」のためのイベントなどを開く予定。

　同ブランドは日本で2007年に販売を開始し、現在は日本国内に100以上の店舗を展開し、中国やシンガポールにも進出。欧米へのさらなる店舗展開を視野に入れ、アメリカではニューヨークを中心に年内で6店舗の展開を予定している。同社の高岡本州会長は「ニューヨークは世界の情報発信地。将来的にはグローバル市場での売上高を1,000億円にしたい」と意気込みを語る。