陶芸友の会主催による「第12回東京・ニューヨーク姉妹都市交流陶芸コンテスト」優秀作品展が4月23日、日本クラブ内「日本ギャラリー」(145 W 57th Street, New York)で始まった。
今年で12回目を迎える同コンテストは、姉妹都市である東京とニューヨークの草の根的な交流を目的に1997年にスタート。大勢のボランティアに支えられた民間レベルの活動は、ニューヨーク市の「シスター・プログラム・オブ・ニューヨーク」から、日米の文化の架け橋、教育プログラムとして高い評価を受けている。
同展では、ニューヨークと東京から1次審査を通過した計100点を展示し、会期中に最優秀賞を決定する。審査員にはニューヨークから、土肥信一さん(元コンサベーター、メトロポリタン美術館)、デビッド・マクファデンさん(チーフキュレーター、アート&デザイン美術館)、ハルスィー&アリス・ノースさん(コレクター)、日本から特別審査員として大樋年雄さん(金沢大学客員教授/大樋焼本家、10代目長左衛門窯/大樋美術館館長)を迎える。
創造力、独創力、技術力、芸術面が問われる厳しい審査を経て選ばれた個性豊かな作品の数々が見どころだ。
開催時間は10時~18時(土曜は17時まで)。日曜休館。入場無料。4月29日まで。