ニューヨーク・マンハッタンで7月21日、「Jazz In July (ジャズ・イン・ジュライ)」(1395 Lexington Av.)が開幕する。
今年で31回目となる同イベントは、ニューヨークのジャズファンが心待ちにする夏の恒例プログラム。世界的に活躍するトップクラスのベテランから次世代のジャズシーンを担う若手まで、幅広い年代のミュージシャンが集結。期間中、6つのコンサートが予定されている。
中でも注目されるのは、フランク・シナトラ、デューク・エリントン、カウント・ベイシーなどジャズ史へ名を残す歴代のミュージシャンへのトリビュート・プログラム。日本人にもなじみ深い演目が期待され、数々の名曲が現役ミュージシャンによってどのようにアレンジされるのかも見どころになりそうだ。
会場となるカウフマン・コンサートホールは木製の構造で、温かみのある音が観客を包む。数あるニューヨークのジャズバーとは一味違った感覚で音楽を楽しむことができる。
入場料は一般52ドルなど。今月30日まで。