ニューヨーク市内にあるジャパン・ソサエティー(333 E 47th St.)で9月18日、JS舞台公演部2015年度シーズンが開幕する。同プログラムの幕開けとして18日・19日、「琉球舞踏―受け継がれる伝統」の公演が行われる。
琉球舞踏は1400年代から450年にわたり、「琉球王国」という独立統治国家だった時代に日本と中国などの芸能要素を取り入れながら花開いた舞踏。日々の暮らしと祭りの中で育まれた踊りを基礎に、現在まで受け継がれてきた。同公演では、リズミカルで親しみやすい雑踊りと格調高い古典舞踏の演目が披露される。
今回計8演目を演じるのは、沖縄特有の芸術文化を研究・継承する最高峰機関の沖縄県立芸術大学音楽学部琉球芸能専攻出身の演者と教授陣。同公演前には琉球舞踏と沖縄音楽についてのレクチャーも行われる予定。
19時30分開演。チケット料金は40ドル。