ニューヨーク市内をランナーが駆け抜ける世界最大マラソン大会の一つでもある「New York City Marathon(ニューヨーク・シティー・マラソン)」が11月1日、開催された。
同マラソンはスタテン島をスタート地点とし、市内5つの区を駆け巡り、セントラルパーク内のゴールを目指す。主催者は「このマラソン大会は単なるレースではなく、全市民のセレブレーションだ」と語った。
マラソン大会当日は天候にも恵まれ、日中の気温は15度前後と比較的暖かく走りやすい日となった。今年はランナー約5万人が参加したほか、1万人のボランティアと多くの応援団や観客が集まった。沿道で応援する人の中にはランナーの名前が書かれたオリジナルTシャツを着て走る家族を応援する姿などがあった。ゴール地点付近では走り終えたランナーを今かと待ち受ける人などであふれかえった。応援する人の中には「みんな頑張れ」と知らないランナーにも声援を送る人も多くいた。
今大会で男子の部はスタンレー・ビウォットさん、女子の部では メアリー・ケイタニーさん、共にケニアの選手が優勝を飾った。