グリーティング・カードやラッピング用包装紙を取り扱う店「PAPYRUS」(2157 Broadway, New York)の店頭に、5月9日の母の日に向けたバラエティー豊かなカードが並んでいる。
欧米ではクリスマスやバレンタインデー、誕生日などのイベントごとに友達や恋人、家族に感謝の気持ちと近況報告を兼ねてカードを贈る習慣がある。特別なイベントがなくてもサンキュー・カードやアイムソーリー・カードなど普段言えない一言をつづるためにも用いれられ、カードショップのみならず大型スーパーやドラッグストアにもかなり広いスペースを使って、カードコーナーが設けられている。
同店は1973年にカリフォルニア、バークレイに初のショップを構えられて以来、現在では全米、カナダ、香港に170店舗以上を展開する大規模なチェーン店。マンハッタンだけでも15店舗ある。商品はビーズやストーンを施したものや花のモチーフが立体的になっているもの、カード自体が紙ではなくフェルト生地になっているものなどがありユニークなグリーティング・カードが特徴だ。
店内にはアロマキャンドルやワイングラスなど母の日のためのギフトとして贈る商品も多数並ぶ。価格は、シンプルなもので3.95ドル~、ラメやビーズが付いているものは5.95ドル~。客層は若い女性が中心だが、駅構内にあるショップでは帰宅途中に立ち寄る男性客も多い。
営業時間は、月曜~金曜=10時~21時、土曜=10時~20時、日曜=11時~18時。