ニューヨーク市のソーホーにある「Gallery 456」(456 Broadway)で現在、日本人アーティスト出口雄樹さんの個展「WAVE - Life and Death」が開催されている。
出口さんは過去に「森アーツセンタギャラリー」でプライベートコレクションが展示された経歴を持つ。今回は初めてニューヨークでの開催となった。日本の文化に限らず、中国やアジア各国の文化をベースにアメリカの文化も融合させ、テーマとなっている「WAVE」を表現。出口さんの作品はクリーンなラインや鮮やかな色、草花などの自然の要素を取り入れているのが特徴。
主催は「Chinese American Arts Council(米中芸術協会)」。中国機構が日本人アーティストの個展を開催するのは珍しく、開催を前に話題になった。出口さんは「日本画とアメリカのアートの融合、そこから生まれた新たな表現の息吹をぜひ会場で感じて欲しい」と語った。
期間中、出口さん自身によるアーティスト・トークや新年イベントも予定。
開館時間は12時~17時。日曜休館。来年1月15日まで。