ニューヨークのアメリカ自然史博物館(Central Park W 79th St.)に1月15日、世界最大級とされる恐竜の骨格模型展示が始まった。
同模型は 2014年に南米アルゼンチン・パタゴニアで発見された新種の恐竜で、生息していたと思われる1億年前の推定体重はおよそ70トン。白亜紀に生息したティタノサウルスの仲間とみられ、正式な名前はまだ付けられていない。発見したのは、アルゼンチン考古学者のディエゴ・ポロ博士をはじめとする古生物学博物館チーム。
実際の化石組み立ては重すぎるため、84個の化石を基に3Dプリンターでグラスファイバーの骨パーツを製作し組み立てた。模型の全長は37.2メートル、高さは6メートル。展示ホールに収まらず、入り口から頭を出して来場者を迎えている。会場では模型と並んで、同恐竜の化石の一部も展示している。
開館時間は10時~17時45分。入場料は寄付制(大人=22ドルが目安)。展示期間は2020年1月1日まで。