ニューヨークの「リンカーンセンター」(70 Lincoln Center Plaza)で現在、毎年恒例の「New York Film Festival (ニューヨーク・フィルム・フェスティバル)」が開催されている。
同フェスティバルは今年で54回目の開催を迎え、毎年多種多様のフィルムが全世界から選ばれる。昨年度日本の映画界からは黒沢清監督がメガホンを取り、深津絵里さんと浅野忠信さんが主演を務めた「岸辺の旅」が上映された。
今年オープニングを飾ったのは同フェスティバルで映画のリリースを飾ったエヴァ・デュヴァーネイ(Ava DuVernay)監督の作品で、アメリカの人種差別問題、刑事司法制度を中心にストーリーが展開される「13TH」。そのほか注目を浴びる2016年の新作24本がそろう。
メインの上映以外にも役者、監督、脚本家や評論家によるトークショー(10月14日まで)、短編映画やフィルムの新しい可能性を追求する部門など関連イベントや、部門ごとの上映も開催される。
上映時間、イベントの開催時間、チケット情報はウェブサイトで確認できる。今月16日まで。