ニューヨーク・チェルシーのThe Altman Building（135 West 18th Street）で1月17日・18日、テキスタイル展示会「Japan Textile Salon in NYC」が初開催される。

　日本貿易振興機構（ジェトロ）が、日本の高品質・高感度・高い技術力を有するテキスタイル企業の海外販路開拓支援と、米国需要発掘・ 喚起を目的に初開催。日本繊維業界をけん引する厳選された22社が参加し、ニューヨークのハイエンドブランドをはじめとしたデザイナーやバイヤーに独自のユニークな高品質のテキスタイルを提案する。

　近年、日本のテキスタイルの高付加価値性や技術が注目され、その現場を見るために、欧米から日本企業の工場見学に訪れるバイヤー・デザイナーが増えているという。その需要に応え、ニューヨークで直接、自社の製品をアピールして日本のテキスタイルを広めていきたいという思いから今回の展示会が企画された。

　昔ながらの製法で職人が作るデニムや環境に優しいオーガニックコットン、伝統的なハンドメードのプリント技術から最新のインクジェットプリント加工、機能性の高いことで知られるトリアセテートを使うものなど、日本各地からよりすぐりの製品が集結する。

　展示会では、2019 Spring/Summerのトレンドテーマ「ムーンナイト・ダイバー」「自然環境実験室」の2つを紹介する。「ムーンナイト・ダイバー」は迷宮のナイトドリームの光と影をカラーで表現、果てしない宇宙の神秘を醸し出すセンセーショナルなカラーで展開。「自然環境実験室」は植物と自然の生命力とバイオを感じさせる、グリーン系とブルーグリーン系を引き出し、みずみずしいナチュラルカラーで展開する。

　開催時間は10時～17時。17日は17時～19時までカクテルアワーが開かれる。特設サイトで参加登録を受け付ける。