ニューヨーク拠点のライフスタイルブランド「te plus te」がクリスマス向けにギフトボックスの販売を始めた。
同ブランドは2012年創業。ヒノキの香りを通して日本の文化や良さをニューヨークに広めたいという思いで、ボディーケア商品を展開。全ての商品の香り成分がヒノキ精油100%で作られているのが特徴。ナチュラルな原材料を使うことを意識している商品展開は、男女を問わず20代以上の幅広い客層から人気を集めている。
今年より販売を始めたギフトボックスはヒノキの保湿クリームとハンドウォッシュが入って価格は1箱276ドル~。ほかのボディーケア商品と入れ替えてのオーダーも可能。商品が入っているボックスにもヒノキを使い、岐阜県の升作りの会社で作られたものを取り入れている。ボックスを作る時に出たヒノキの木くずを商品と共に入れることで、ふたを開けた途端にヒノキの香りがいっぱいに広がるのを楽しめる。
創業者の宮崎枝子さんは「『te plus te』というのは、人々が手を合わせてさらに新しいものを創造していく意味を込めて付けたブランド名。これからはボディープロダクト以外の新しいものにも商品を展開していきたい。そして『Hinoki』という単語が『Sushi』と同じように世界で共通して使われていく日もそう遠くないと願う」と話す。