ニューヨーク・ブルックリンにある「Brooklyn Navy Yard(ブルックリン・ネービー・ヤード)」(141 Flushing Ave)で現在、ブルックリンの過去、現在、未来をテーマにしたツアーイベント「Past, Present & Future Tour、World War II Tour、Inside Industry Tour」が開催されている。
地域コミュニティーの教育、発展を目的に活動するNPO「Turnstile tours」が企画運営する同イベント。元アメリカ海軍の造船拠点ブルックリン・ネービーヤードが、ニューヨーク市が運営するハードウエアベンチャー企業のコワーキングスペース「ニューラボ(New Lab)」に生まれ変わるまでの165年の歴史をツアーガイドが紹介する。第二次世界大戦(WW2)時に使われた戦艦造船の様子、歴史的建物や現場に足を運びレクチャーが受けられるとあって、地元民や旅行者の人気を集めている。
ツアーでは「BLDG92」の中にある歴史博物館も訪れ、ネービーヤードのこれまでの歴史、ネービーヤードの過去、現在、未来、をテーマにした写真やオブジェクトが鑑賞できる。
未来を紹介するセクションでは、インターネットにつながって、参加者がパソコンや携帯のモニターと連動させて遊べるスマートブロックを展示。日本人デザイナーの林早樹さんが手掛けた同作品で、林さんはブルックリンの未来を創るメーカー(クリエーティブな先端テクノロジーを使ってハードウエアを作るアーティスト)として選ばれている。
ツアー参加料金は大人20ドル~。