富士フイルムは10月16日から、ニューヨーク・マンハッタンのグランド・セントラル・ターミナル駅構内で写真展「FUJIFILM Print Life Photo Exhibition」を開催している。
同イベントは「写真を撮る喜び、プリントして飾る楽しさ」を多くの人に感じてもらうため、通常のフォトコンテストとは異なり応募者全員の作品を「その写真に込められた出展者の思い」と共に展示する参加型写真展。ウェブサイトを通じて一般から応募された1万3600点以上の作品のほぼ全てを展示している。
展示エリアには即時プリントサービスコーナーを設置。来場客がスマートフォンから好きな写真を無料でプリントできる。富士フイルムの代表的な商品であるinstaxの新製品「instax mini Link(インスタックス ミニ リンク)」をはじめ同社の実際の製品を体験することができる。
富士フイルム米国法人社長の岩﨑さんは「日本の写真展は参加者が選び抜かれた1枚を送ってくるのに対し、アメリカではもっと気楽に写真を送ってきている印象がある。各国いろいろな場所で写真展を開催しているが、国による文化の違いも面白い。世界的に写真をプリントする楽しさ、写真として残すことの大切さを伝えていきたい」と意気込みを話した。
写真展は今月20日まで。