カナダで続いている森林火災の影響により、ニューヨーク市が「最悪」レベルの大気汚染となった。
米政府のウェブサイトによると最悪レベルの「危険」に達し、注意報が出た地域は約7500万人が住んでいる。昼間でも夕方のように暗く茶色くかすみ異様な世界に包まれていた。
航空機も視界不良により遅延の影響が出ていたり、ニューヨーク州の企業は自宅待機を決めるところが相次いだりするなど、経済や生活にも支障が出ている。
米東部の自治体は、幼児や高齢者らはなるべく屋内で過ごすように、また激しい屋外での活動を控えるようにと呼びかけている。