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ニューヨークで「ピース・シンポジウム」 国際平和デーに平和創造唱える

Photo credit : Jane Kratochvil

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 国連が定める国際平和デーの9月21日、ジャパン・ソサエティー(NY)とジャパン・インスティチュート/ポートランド日本庭園が共催し、「ピース・シンポジウム ニューヨーク2023」を開催した。

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 「ピース・シンポジウム ~文化、芸術、自然の交差を通じた平和の創造~」は、ジャパン・インスティチュート/ポートランド日本庭園の主要プログラムの一つで、3年間にわたり、世界6大陸で計6回のピース・シンポジウム開催を予定している。1回目の東京、2回目のロンドンに次ぐ今回はニューヨークで、今後は南アフリカ、ブラジルのサンパウロ、オーストラリアのシドニーと続く。

 同イベントでは、ジャパン・インスティチュートCEOのスティーブ・ブルームさんをはじめ、国際連合日本政府代表部大使の山中修さん、米国ユニセフ協会元CEOのキャリル・スターンさん、紛争コンサルティングディレクターのアヤナン・ベヒンさん、Global Arts Corpsプロデューサーのロバート・リアさん、南アフリカ国立生物多様性研究所チーフディレクターのクリストファー・ウィリスさんなどが参加。
 芸術、文化団体、公共空間の役割について平和の創造と地域社会への参画という視点から、ユニセフで体験した世界の貧困格差や、ニューヨークで起きた人種問題、自然とコミュニティーの関わり、平和へのアプローチなどについてスピーチやパネルディスカッションを行い、平和創造を唱えた。

 併せて、ユース・ポエトリー・コンペティション受賞者と詩人のナオミ・ストーンさんの詩の朗読、ニューヨークを拠点にアーティスト活動を行う千住博さんによる「アートを通じた平和創造」に関するプレゼンテーションも行われた。千住さんの「滝の内側からみる世界」を題材にした滝の絵画が動画で上映されると、会場からは、その滝の美しさに驚きの声が上がった。

プログラム終了後にはレセプションも開催され、プログラム参加者と登壇者らが平和創造へ向け、意見を交わした。

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