2024年に銀座に完成予定の「新・Ginza Sony Park」の始動に先駆け、27日からGinza Sony Park Projectが手がける「MANGA in New York presented by Ginza Sony Park Project」がStudio 525(525 West 24th Street, New York, NY)で開催されている。同展はGinza Sony Park Projectによる初の海外展となる。
「MANGA in New York」では世界的にも人気のあるカルチャー、“MANGA”を題材とし、「SONY」のテクノロジーと掛け合わせることで新たな世界観を発信していく。今回の展示では一乗ひかる(出展作品:うえだとささみ)、寺田克也(ウォーカーズ)、たかくらかずき(電遊道中膝栗毛)、平岡政展(案内人)、ますだみく(インタールード)、millennium parade(ドリームピル)という6組の個性豊かなアーティストが参加。展示中の漫画は全て英語表記となっている。
会場1階に設けられた寺田克也の「ウォーカーズ」のコーナーでは漫画のシーンを連想させる匂いが10分に一回噴射され、シーンをよりリアルに感じられる仕掛けがなされている。戦闘シーンでは泥臭い匂いが、森のシーンでは森林の匂いが噴射される。millennium paradeの「ドリームピル」のコーナーでは水没していくストーリーを再現すべく、水面が映し出された床は歩くと水の中に沈んでいく感覚が味わえるとともに水没していく音声が流れる仕組みになっているなど、漫画とテクノロジーの融合が楽しめる。同展での漫画の販売はないが、さまざまな展示を通して全ストーリーが読めるようになっている。
「MANGA in New York presented by Ginza Sony Park Project」は11月6日まで開催中。