ニューヨーク・ジャパン・ソサエティーで1月29日、東京都の水産物の魅力を伝えるイベント「Taste of “Tokyo Island Fish” 2024 in New York」が東京都主催で開催された。
同イベントは都内産水産物の認知度やイメージ向上や、海外販路の開拓・拡大を目的として開催。ニューヨークのレストラン関係者やディストリビューター、フードインフルエンサーなど約100人が参加し、東京都産の海の幸、江戸切子をはじめとする伝統工芸品の美を堪能した。
同イベントでは、ニューヨークの人気日本食店「WOKUNI」(327 Lexington Ave, NY)から吉澤邦明シェフ、コリアンフュージョンの「Little Mad」( 110 Madison Ave, NY)からSol Hanシェフの2名が参加し、料理の腕を振るった。吉澤シェフはキンメダイとハマダイを使った握り寿司、天ぷらや煮付けを披露し、Solシェフはハマダイタルタルとキンメダイのクルドを振る舞い、参加者たちは料理を存分に味わった。
イベントの後半では、東京都産業労働局農林水産部長の髙橋慎一さんが音頭をとり、江戸硝子が当たる抽選会を実施。贈られた江戸硝子は、その精巧さと美しさで知られており、15名の当選者達は、その結果が発表されるたびに喜びを爆発させた。
参加者からは、「東京産の海産物はこれまであまり意識していなかったが、こんなにも美味しいとは思わなかった。江戸硝子のグラスは本当に美しく、日本への次回訪問時にはぜひ購入したい」という、感激の声が上がった。