セントラルパークの野外劇場でシェークスピアを一般公開

© Michal Daniel セントラルパーク内の野外劇場「デラコルテ・シアター」の様子。

© Michal Daniel セントラルパーク内の野外劇場「デラコルテ・シアター」の様子。

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 パブリックシアターは6月9日から約2カ月間、シェークスピアの演劇公演「シェークスピア・イン・ザ・パーク」をセントラルパーク内の野外劇場「デラコルテ・シアター(Central Park at 81st street)」で行う。

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 一流の演劇が無料で楽しめる同公演は、40年以上続く恒例イベントで、ニューヨークの夏を代表する風物詩として、人気高い野外イベントの一つになっている。

 今年は、「冬物語」と「ベニスの商人」の2作品の公演を予定。6月9日から公開される「冬物語」は、ブロードウェー・ミュージカル「レント」を手掛けたマイケル・グライフ監督が演出する。「ベニスの商人」は6月12日からの公開で、トニー賞の監督賞を複数受賞しているダニエル・サリバン監督が演出を手掛ける。各公演ともに、ゲリー・バーマン、ジェス・タイラー・ファ-ガソン、マリアンヌ・ジャン・バプティスト、アル・パチーノ(ベニスの商人のみの出演)などの一流キャストが出演する。

 入場チケットは、各公演日の13時から同劇場で先着順に無料配布(1人2枚まで)する。昨年から導入された、インターネットで応募登録を行う「バーチャル・チケッティング」の抽選で、チケットを獲得できるチャンスもある。公演当日の12時~13時にホームページで応募を受け付け、65歳以上の応募者には「シニア・バーチャル・チケッティング」枠も設ける。

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