バンクーバー五輪開幕まで100日となった11月4日、五番街のロックフェラーセンター(30 Rockefeller Plaza, New York)でカウントダウン開始を祝う五輪特別イベント「Making Team USA: 100 Days to Vancouver」が開催された。
バンクーバー五輪の放送権を持つアメリカのテレビネットワーク「NBC」が主催する同イベントは、トリノ五輪スノーボード金メダリスト、ショーン・ホワイトさんをはじめ、バンクーバー五輪、パラリンピック選手や五輪候補選手など選手が参加した。競技のデモンストレーションやサイン会などを行ったほか、アメリカ代表のユニホームも発表された。
パラリンピック候補選手のジェームズ・ジョセフさんとジャクリーン・カピノウスキーさんは車いすでのカーリングを披露。アクロバットチーム「The Flying Aces」は、スノーボード、スキーを着用したトランポリンで息を飲むジャンプを見せ、寒さで冷え込む会場を湧かせた。
当日発表されたユニホームは2種類。「ナイキ」デザインの表彰台用は、リサイクル素材を使った羽毛ジャケットにニット帽と、スポーティーな見た目になっている。「ポロ・ラルフローレン」デザインの開閉会式用は、青いニットのカーディガンにパンツ、青いハンチングと、フォーマルな仕上がりに。いずれもトップスとボトムスに加え、靴もデザインされている。男子フリースタイルスキー五輪候補、ショー・カシマさんなど5人がモデルとなり初披露された。シンプルなデザインの公式ポロシャツも同時に発表され、こちらは一般も名前を入れるなどカスタムオーダーができる。