ニューヨークのシーフードレストラン「Oceans」(233 Park Ave S, New York)で8月21日、北海道産ホタテと北海道産食材の魅力を現地レストランシェフやディストリビューターに伝えるイベント「Hokkaido Premium Night」が開催された。
NYのレストランシェフへ北海道産ホタテをアピール 北海道知事もプレゼン
日本貿易振興機構(JETRO)が、北海道産ホタテと北海道食材の市場販路開拓・PRを目的に開いた。イベントには、ニューヨークのレストランシェフやディストリビューター、グルメインフルエンサーなどを招待し、OceansのAndy Kitkoエグゼクティブシェフがイベントのために考案したスペシャルコースメニューを提供した。
当日は、北海道・根室海峡で獲れたホタテや北海道・サロマ町で飼育された「トップファーム」のサロマ和牛、北海道産の長芋を使ったコースメニューを用意。各メニューに合わせて北海道の酒蔵「國稀酒造」「小林酒造」の日本酒、「ドメーヌ・タカヒコ」の赤ワイン、「平川ワイナリー」の白ワインと「北海道ワイン」のスパークリングワインをペアリングで提供した。
鈴木直道北海道知事がプレゼンテーションを行い、北海道産ホタテやイベントで使われた食材について紹介したほか、旅行先としての北海道の魅力を参加者に伝えた。
参加したシェフのSol Hanさんは「北海道産のホタテは肉厚で甘味があってとてもおいしかった。自分のレストランでもメニュー提供することを積極的に検討していきたい」と話していた。
北海道産ホタテをニューヨーカーに体験してもらうため、9月3日より、マンハッタンに位置するレストラン3店舗「Oceans」「Wayan」と「Ma・de」(9月4日より)でキャンペーンを実施。期間中、無償でホタテメニューを試食提供する。