パスタのファストフード店「Hello Pasta(ハローパスタ)」(649 Lexington Avenue, New York)が7月7日、ミッドタウンに1号店をオープンする。ニューヨークへの出店は初。
現在、マンハッタン内に4店舗のオープンを予定する同店は、ローラン・レゾートさん、グレゴリー・バラットさん、ニコラ・バルテルミーさん3人が創業。長年の友人という3人は、アメリカのファストフード市場にないパスタを、ハイクオリティーかつ低価格で販売することを目指している。
「健康的でおいしい」をコンセプトに、イタリアから直輸入するパスタはすべてオーガニックで、ホールウィートやグルテンフリーパスタもそろえる。品質高く塩分控えめに作る11種類のソースは、すべて地元の食材を使って同店で調理。イタリア伝統の味ポモドーロをはじめ、ペスト、カルボナーラ、ボロネーゼなどの定番メニューのほか、「ソーセージと豆」「サーモン・タラゴン」「トスカーナ・チキン・ウオツカ」などの同店オリジナルメニューと品ぞろえも豊富だ。
パッケージには大小2種類のサイズを用意し、小さいものはすべて10ドル以下で提供する。「ファルファッレ」「コンキリエ」などから好みのパスタとソースを選ぶと、粉チーズやベジタリアンには専用チーズが添えられて注文は完了。オーダーから数分で手軽にパスタが楽しめる。
チーフ・フード・オフィサーのレゾルトさんは「パスタはアメリカで最も愛されている食べ物の一つ。数分以内で手軽にオーダーできる本格パスタがあれば、多種多様な顧客を引きつけられるはず」と、幅広い客層の来店に期待を寄せる。同店ではまた、ケータリングやデリバリーのサービスも行う予定。
営業時間は11時~22時。店内には無料WiFi完備も完備する。