NYマンハッタンのイーストハーレムで7月20日、大型ショッピングセンター「East River Plaza(イーストリバー・プラザ)」(E 116th Street, New York)の公式オープンを記念したテープカットが行われた。
総合面積が約5万平方メートルの広さを持つ同プラザは、約1,200台の駐車スペースを完備。昨年11月に、マンハッタン第1号としてオープンした「Costco(コストコ)」や、今月25日に開店を控える量販店「Target(ターゲット)」、「Marshall’s(マーシャルズ)」のほか、家電量販店「Best Buy(ベストバイ)」、衣料品店「Old Navy(オールドネービー)」など約10店舗が入店する。
「Big-box Store(ビックボックスストア)」と呼ばれる、売り場面積が約5万平方メートル以上の小売店は、郊外型の大規模小売店という認識だったが、近年はマンハッタン内にも徐々にその数を増やしている。
一方、大規模小売店が複合する大型ショッピングセンターが、マンハッタン内にできるのは今回が初めて。テープカットに出席した、ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長は「これまでロングアイランドやニュージャージーへ出かけて、豊富な品種、低価格を求めていた商品をマンハッタン内で提供できる」とコメントする。
併せて、同プラザのオープンにより約1,000人の雇用が創出されることから、地元住民と買い物客双方に有利な発展となる。