テキサススタイルのBBQで知られるニューヨークのBBQレストラン「ヒル・カントリー」が同市フラットアイアン地区(1123 Broadway)にオープンしたフライドチキン店「ヒル・カントリー・チキン」が9月15日の開店以降人気を集め、連日多くの客が列を作っている。
同エリアには、イタリアの大型フードマーケット「イータリー」がオープンし、老舗コーヒーショップチェーン「Chock full o”Nuts」が路面店を出店するなど、人気に飲食店が続々と登場。今回は新たな食ブームとなるフライドチキン・ジョイントが加わった。
オーナーのマーク・グロッサームさんは、幼少時代に食べた祖母ベッティーさん、エルシアさんが作るテキサススタイルの家庭料理への懐かしい思い出にヒントを得て、同店を開いた。有機野菜で養鶏を行なう「Bell and Evans」の高品質チキンを使い、バターミルクと新鮮なハーブで下味をつける同店のフライドチキンは、特製ブレンド調味料「チキン・シェイク」で味付けを行う「Hill Country Classic」、柔らかい皮なしチキンにかりかりとした衣が特徴の「Mama Els’」の2種類を用意する。価格はウイング(1.75ドル)~ブレスト(5.50ドル)。
種類豊富なサイドメニュー、手作りのパイ(5ドル~)やアイスクリーム(4ドル~)も人気を集める。「フレンチ・カットフライ、クリーミー・コールスロー、Cheesy フライド・マッシュポテトが売れ筋」と広報担当のトニーさん。皮付きポテトを2度揚げする「フレンチ・カットフライ」(2.5ドル~)は、オプションで「チキン・シェイク」の味付けを選ぶこともできる。
営業時間は12時~23時。