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NYチーズケーキの有名店「Junior’s」が60周年-レシピコンテストも

左からオーナーのアランさん、優勝者のスーザンさん、ブルックリン区長のマーティーさん

左からオーナーのアランさん、優勝者のスーザンさん、ブルックリン区長のマーティーさん

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 「ニューヨーク・チーズケーキ」の代名詞にふさわしいチーズケーキが有名なレストラン「ジュニアーズ(Junior's)」(386 Flatbush Avenue, Brooklyn)が11月2日、創立60周年を迎えた。

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 「ニューヨークのベストチーズケーキ」と呼ばれるチーズケーキを、週に5,000個売る同店は1950年、ハリー・ローゼンさんがブルックリンのフラットブッシュ・アベニューとデカルブ・アベニューの交差点に開店。3代目オーナーのアラン・ローゼンさんは「祖父は当時、最高のレストランになるにはおいしいチーズケーキをサーブすべきと、街中のチーズケーキを食べ歩いてレシピを研究した」と、初代オーナーがチーズケーキにこだわった理由を話す。

 60周年を記念し本店ではチーズケーキのレシピコンテストを開催。全米から寄せられた約3,000のレシピから3つの候補を選び、アランさん、ブルックリン区長のマーティー・マーコウィッツさんらが審査した。優勝作に選ばれた「ジョイフル・アーモンド・チーズケーキ」は、ブルックリン生まれのスーザン・バンフィールドさんが考案したもの。スーザンさんには賞金1,800ドルとトロフィーを授与し、レシピは同店の新メニューとして採用・販売された。賞金の一部は「ウーマンズハート基金」に寄付される。

 スーザンさんは「50年代から60年代にブルックリンに住む祖母をよく訪ね、ここに足を運んだ。60周年と聞いて懐かしくなり参加した。レシピは子どものころ好きだったキャンデー『Almond Joy』からアイデアを得た」と話す。

 本店では、通常一切れ5.99ドルのプレーンチーズケーキを60セントで販売。ランチ、ディナーに無料チーズケーキを添えたほか、ホールケーキを4ドル引きで販売した。支店では特別に作られた記念チーズケーキを、創立年にちなみ19.50ドルで提供するなど、60周年記念にふさわしいキャンペーンで、多くのファンをもてなした。

 同店は現在、タイムズスクエアに店舗を持つほか、グランドセントラル駅構内のカフェテリアに販売ブース、コネチカット州のMGMホテルロビーにもブースを構えている。

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