世界的に知名度を上げている「ニューヨーク・ホラー・フィルム・フェスティバル(NYCHFF)」が今年も11月9日より、トライベッカ・シネマ(54 Varick Street, Canal Street)で開催される。
同フェスはクラシック・ホラーや最新ホラー、映画制作者のための祭典として2001年から毎年行なわれている恒例イベント。期間中、米国をはじめ、世界15カ国から出品された長編・短編合わせて50本以上を上映する。制作にあたって制限はなく、思い思いの作品を仕上げられるため、過激な内容の映画を鑑賞できるのも同イベントならでは。
コンクール式の同フェスでは、長編映画賞、短編映画賞、撮影賞、特撮効果賞、主演男優賞、主演女優賞、シナリオ賞のカテゴリーがあり、応募作品の中から8作品を選ぶ。観客が選ぶオーディエンス・チョイス賞では、見るだけでなくオーディエンス参加型のイベントも開催。
今回のフェスでは、80年代の人気ホラー映画「エルム街の悪夢」の監督で主演のロバート・イングランドさんに生涯功労賞が授与され、期間中、同作品の上映も予定する。
10日のオープニング・ナイト・パーティーでは、ライブ・パフォーマンスやカクテル付きの短編映画上映も行う。
入場料は無料~16ドル、フリーパス(パーティー券込み)は160ドル。今月14日まで。