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マンハッタンとルーズベルト島を結ぶロープウエー「トラム」が運行再開

マンハッタンとルーズベルト島を結ぶ「トラム」

マンハッタンとルーズベルト島を結ぶ「トラム」

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 2010年3月から修復工事をしていたマンハッタン(2nd Avenue and E 59th Street, New York)とルーズベルト島を結ぶ「トラム」の運行が11月30日、再開された。 

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 クイーンズ・ボロ橋と平行する同車は、世界初のロープウエーによる公共交通機関として、1976年5月から運行を開始した。今回の修復工事で、より幅が広く安定したロープを使用。これまでより耐用年数が30年延び、操業費用やメンテナンス時間、エネルギー消費量も以前に比べ効率的になった。

 通常は15分間隔のスケジュールで、ラッシュ時間はロープウエーが2台に増え、7分に1度の間隔で運行する。両側に入り口と出口があり、乗り降りがスムーズにでき、車椅子やベビーカーを所有する利用者の利便性を考慮した設計になっている。定員は125人で、片道の乗車時間は約5分。

 住民にとってはクイーンズ・ボロ橋の渋滞を避ける事ができるマンハッタンへの便利な交通手段であるとともに、医療施設などの目的でルーズベルト島への訪問者も多く利用する。最近では、映画「スパイダーマン」で宙づりになったトラムのシーンが有名になり、春には桜並木の見学や、マンハッタンが一望できるスポットとして同島を訪れる観光客も見られる。

 片道2.25ドル。メトロカード使用可能。運行時間は6時~翌2時30分(休日は翌3時30分まで)。

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