2月14日・15日に開かれる全米最大規模「第135回ウエストミンスター・ケンネル・クラブ・ドッグショー」を目前に、愛犬の宿泊を受け入れるNYの老舗ホテル「ホテル・ペンシルバニア」(401 7th Avenue, New York)への問い合わせが殺到している。
ドッグショーの会場となる「マディソンスクエアガーデン」の向かいにある同ホテルは、2008年に優勝したビーグル犬「UNO」や過去の受賞犬が滞在したことで知られる。来月に迫ったドッグショーに備え、「UNO」が滞在した部屋や今年の勝者発表日と同じ数字の部屋「215(2月15日)」を予約したいという参加者からの問い合わせが後を絶たない。
「多くの部屋はすでに予約済み。早い人では1年前から部屋を押さえる飼い主も居る。私たちのホテルは、サイズを問わずに愛犬の宿泊を歓迎するホテルとして、ニューヨークの中でも希少」と広報担当のジェリーさん。
同ホテルでは期間中、アメニティやホテル内でのイベントなどを開催。ホテル1階には、愛犬専用のドッグ・スパ「Green Room Salon and S’paw」を特設するほか、ドッグショー開催にちなみ愛犬のファッションショーも予定する。また、愛犬をもてなす「ドギー・コンシェルジェ」も常駐するなど、ペット連れで泊まりやすいプランを用意している。
ジェリーさんは「年間を通してペットフレンドリーなホテルだが、便利なロケーションとスパサービスが人気で、年々この時期の宿泊客は増えている」と話す。
2月10日には、今年のドッグショーに出場するブリードを発表する会見を開くほか、11日にホテル内でインタビューの場なども設ける予定。
愛犬の宿泊は各部屋2匹まで。