ニューヨーク市内に続々とオープンしているクレープ店の一つに、コリアン・ビレッジの「クレープ・モンスター」(11 W 32nd Street, New York)が新たに仲間入りした。
フランス北西部のブルターニュ地方で食べられていた、そば粉生地の「ガレット」が発祥のクレープ。昨年からニューヨーク市内aには10店以上の専門店がオープンしている。今回オープンした「クレープ・モンスター」は、今年に入って初めてオープンした店。アイスクリームクレープが人気なほか、朝食メニューのハムとチーズを挟んだものも好評。
昨年9月には、ノリータの「Viva la crepe!」が、ユニオンスクエアとウエストビレッジに出店。ニューヨーク市内に3店舗を展開する。実際に目の前で作る工程を見ながら注文することもできる。手ごろな値段でどこででも食べられる点も人気だ。
同年10月にオープンした「Crepes du Nord」(17 South William Street)では、ブランチにニューヨークらしい「クレープ・ベネディクト」を用意。通常のエッグベネディクト同様、ポーチドエッグ、ハム、チーズがクレープ生地に巻かれている。
ニューヨーク市内のみでなく、クレープの店はブルックリン区、クイーンズ区にも進出している。今後、各店舗の競争が予想され、フードトラックでの販売やオリジナルのメニュー開発も注目される。