ミッドタウンにバーチャルレッドカーペット出現-映画芸術科学アカデミーが特設

デジタル写真ステーションで撮った写真を送信中

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 アカデミー賞で知られる「映画芸術科学アカデミー」が、ニューヨークのミッドタウンの歩道(1333 Broadway, New York)に9個の46インチLCDモニターを3段に積み上げ設置した幅約2.4メートルのディスプレーが話題を呼んでいる。

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 今月27日に行われる「第83回アカデミー賞」のテレビ放映の宣伝を目的に設置された同ディスプレーは、オスカーをテーマにモーションセンサーを内蔵。通りすがりの人の動きに反応し、興奮したパパラッチがシャッターを押すカメラのフラッシュや、スポットライトが光る仕掛けで、歩行者にレッドカーペットを歩く疑似体験を提供する。

 ディスプレーの両側には液晶が付いた2つデジタル写真ステーションも開設。バーチャルのオスカー像を手に、セルフ撮影できるようになっている。撮影後は液晶にiPhoneやiPadと同じ技術を使ったキーボードが現れ、撮った写真をEメールで送信できる。

 アカデミーのマーケティング・ディレクター、ジャネットさんは「今年のアカデミー賞のプレゼンテーションテーマ『あなたをご招待』に沿い、可能な範囲のプラットフォームでアイデアを拡張した」とコメントする。

 写真ステーションの展開は24時間。2月27日まで。

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