ニューヨークの「ファッション・インスティチュート・オブ・テクノロジー(FIT)」(7th Avenue W 27th Street, New York)で2月17日、コスプレ・ファッションショーが行われた。
同イベントは、昨年2月に行われた「ゴスロリ」や「ギャル」スタイルを集めたファッションショー「Tokyo Fashion Festa(東京ファッション・フェスタ)」の2部として開催。入場無料の登録制で行われたイベント会場は満席で、多くの地元ニューヨーカーが集まりにぎわいをみせた。
イベントの冒頭、FITの川村由仁夜准教授がスライドを使いコスプレ文化について説明。「コミケ」や「メードカフェ」にも触れた。「お帰りなさい、ご主人様」の解説では会場から笑いも。ショーが始まるとステージには、アニメ「NARUTO」や「Black Butler」のキャラクターなどに扮(ふん)したモデルが登場。会場では歓声とともにカメラのフラッシュが光った。
モデルとして参加し「マクロスFRONTIER」のキャラクターに扮したニコールさんと、ビジュアル系バンドの衣装に身を包んだタラさんは「6年前からコスプレをしている。明日はワシントンD.C.のイベントに参加する」と話していた。
そのほか、メークアップアーティストAkikoさんによるメークアップの実演とパフォーマンスを披露。最新のコスプレ、サブカルファッションのスタイリング法を紹介した。FITミュージアム主催によるお茶会も開かれ、参加者がモデルやコスプレイヤーと交流する場面もが見られた。