アメリカで親しまれているピーナツバター&ジェリー・サンドイッチ(PB&J)をテーマにしたイベント「PB&Jアート・ミュージアム」が3月4日~6日、ソーホーの「オープンハウス・ギャラリー」(201 Mulberry Street, New York)に期間限定でオープンする。
ピーナツ月間である3月にちなみピーナツバター専門店「ピーナツバター&カンパニー(Peanut Butter & Co)」が主催する同イベント。ピーナツの研究と販売促進を行う「ナショナル・ピーナツ・ボード(NPB)」や生活困窮者を支援する「フードバンク」などの協力で開催する。
会場では、PB&Jを使ったサンドイッチアートの制作や、作成された写真を展示・販売。売り上げはフードバンクに寄付される。農園経営者も参加し講演会も開くほか、参加フードトラックでは特別限定メニューも用意する。
広報のデービッドさんは「展示品をウェブサイトのみでなく、ギャラリーで公開しようという提案から始まった。宣伝効果はもちろん、収益も寄付につながることがうれしい」と話す。
PB&Jサンドは1枚の食パンにピーナツバター、もう1枚にジェリーをはさんだサンドイッチで、朝食やお菓子、軽食としてアメリカ人に人気。息子のベン君と来場していたアレクサンドラさんは「ベンはまだ食べられないけど、私は幼い時からよく作って食べていた。簡単でおいしいのが魅力」と話す。
NPBによると、アメリカ人は1年間にピーナツやその加工製品を平均約2.7キロも消費しているという。栄養価の高いピーナツの普及に、さらに力を入れる。
開催時間は10時~18時(6日は16時まで)。