マンハッタンのマレーヒルにあるワイン店「マレーヒル・ワインズ(Murray Hill Wines)」(516 3rd Avenue, New York)が現代の若い女性をイメージした新しいワインブランド「マレーヒル・ガール(Murray Hill Girl)」を立ち上げ、話題を呼んでいる。
「マレーヒルに住むほとんどの女性は、大学を卒業して新しく社会入りした若年層が多い」と、同ワイン店の一端を担うニックさん。ラベルには、ハイヒールにショートスカートを身にまとう女性のイラストが描かれており、若い女性の会話でよく使われる「~みたいな(~like)」の表現で、ボトル裏の生産先やワイン紹介文が書かれている。
同ワインブランドは、香りに特徴がある白ぶどう品種のソーヴィニヨン・ブランとヴェルシュリースリングをブレンドした白ワインと、繊細な味わいがあるピノ・ノワールを使った赤の2種類を製造。イタリア国境近くのソルバニアで生産されている。全て手作業で、化学肥料を使わない有機栽培にこだわっている。
ニックさんは「毎日飲みたくなるワインを作りたかった。このワインには二日酔いの原因の一つである亜硫酸塩が含まれておらず、翌日に頭痛がしない」と話す。
販売価格は11.99ドル。営業時間は、月曜~土曜=10時~24時、日曜=12時~21時。