ニューヨーク国連国際学校の三味線講師である駒幸夫さんが7月に一時帰国し、東日本大震災被災地での長期演奏支援ライブを行うことが決まった。
地震発生の当日から、NYの公共の場で三味線演奏を連日行い義援金を募ってきた駒さん。実際に被災地へ足を運んでの今回のライブは、駒さん自身が車を運転し各施設を回るツアーとなる。併せて、子どもたちへのプレゼントとして、NYのクッキーやキャンディーなども一緒に届ける予定で、「数はいくつあっても足りない。皆さんの協力と支援をお願いしたい」と、渡しやすい小分けのお菓子の寄付を呼びかけている。
岩手県釜石市出身の駒さんは、今回の大地震で母と叔母が今も行方不明の状況。被災地への強い思いから、今回の三味線演奏ライブに踏み切った。現在は、週末に市内の路上ライブを行っており、帰国までにできる限りの義援金を集める。
お菓子の受け付けは今月26日まで。路上ライブの日程は、金曜=11時30~14時30(143 E 47th)、土曜=17時~20時(25 Saint Marks Place)、日曜=11時~15時(ワシントン・スクエアパーク)。